「サイバスロン」とは、2016年にスイスで始まった障害を持つ方のための技術を競う国際的な競技大会「サイバスロン」のスピンオフ大会が「サイバスロン車いすシリーズ日本2019」です。サイバスロンでは、タイムが速ければ勝ちというわけではありません。肝心なのは、タスクの難易度に応じた獲得ポイント。難易度の異なる6つのタスクがあり、どれをこなせたかで点数が決まります。これらの6つのタスクは、どれも日常生活に必要な動作である点が大きな特徴です。サイバスロンは、ふつうの車いすではできなかった日常動作をこなす技術を競います。そして、サイバスロンをきっかけに、こうした技術開発が進むことを目指しているのです。
日本科学未来館

未来ロボティクス学科青木研究室が参加したサイバスロンのシートを制作


